20120909 陸上自衛隊今津駐屯地 [近江を撮る]
何年振りかの記事です。
今津駐屯地設立60周年記念のイベントに行ってきました。(って言うか、毎年やってるんですが・・)
家族は、超平和主義者で興味無し~な感じだったので、一人で参戦してきたよ~・・・
数百枚の写真を撮りまくりましたが、夜も遅いので一枚だけUPします。
【紅葉名所】 湖東三山 百済寺 [近江を撮る]
待ちに待った紅葉の季節!
以前から行きたいと思っていた百済寺へ行ってきました。
観光客が多く、渋滞するという事らしいので、朝早くに出撃です。
7時過ぎに到着。この時間ならまだ、数人程度の人しかいません。
まずは、一番撮りたかった苔を養生している参道に・・・
しかしここはまだ、紅葉が進んでおらず、残念な感じ・・・見頃まであと半月程は必要かな。
この参道を上から見るとこんな感じです。
入山料(500円)を支払い、中へと進むと見事な光景が出迎えてくれます。
庭園が見頃だとお寺の人に教えてもらったので、庭園坊の脇を通って・・・
通称「天下遠望の庭園」に進む。
今回は山の上にある本堂には行かず、ひたすら庭園の風景を楽しみました。
残念な事と言えば、黄砂の影響で風景が白っぽく見えてしまっていた事です。
中国に対し、健康被害及び景観被害の賠償を求めるべきでは!?
鯉のぼりの群れ [近江を撮る]
最近、見かけなくなった物の一つに「鯉のぼり」があります。
ハンディータイプの鯉のぼりはあっても、本格的な鯉のぼりを所有しておられる家は少なくなっているのではないでしょうか?
滋賀県長浜市高月町の雨森地区では、毎年ゴールデンウィークに合わせて鯉のぼり祭りが行われます。
これは地域の人達が所有しておられる鯉のぼりを一堂に集めたイベントです。
5月3日には全長50メートルの巨大鯉のぼりがクレーンに吊るされて空に泳ぎました。
残念ながらその日には行けませんでしたが、来年の楽しみに取っておこうと思います。
古い物、新しい物、様々ですが、これだけ集まると圧巻です。
ソメイヨシノは散っていますが、八重桜はまだ咲いていました。
いい組み合わせを見つけたにも関わらず、構図がイマイチ・・・
毎年行われていますが、ものすごく混んでいる訳ではなく気軽に行けます。
基本的に家族連れがメインです。マナーの悪い人もいませんので、お薦めです。
しばし少年の心を取り戻させてもらいました。
ずっと続けて欲しいイベントです。
小谷城を攻める! [近江を撮る]
2011年のNHK大河ドラマに、浅井三姉妹の末娘である「江姫」が選ばれた事により、三姉妹生誕の地である長浜市は大いに盛り上がっています。
三姉妹の故郷である浅井町には何度も行った事があるのですが、なかなか小谷城址には行けませんでした。5月の連休、お金もそんなにありませんので思い立って、思い切って行ってきました。
小谷城は山城ですので登山の心構えが必要ですが、小谷寺の方からは山の中腹までシャトルバスが出ています。こちらの方が気軽に散策出来ます。
しかしながら自分は、敢えて厳しい浅井歴史資料館の方からの「めんどくせぇ登山口」から本丸を目指しました。そんな訳ですので、バスを利用した場合とは逆に紹介しますのでご了承下さい。
(実はバスが出ている事を知らなかっただけだったり・・・)
城の専門家でなくとも、何となく凄い!と思わせますな・・・
ようやく本丸です。と言っても・・・
何にもありません。ちょっとだけ石垣があるだけです。
敗者の歴史を見ているようで、空しく、そして浅井長政が好きな自分としては悔しさを感じてしまいます。
浅井家とその家臣を弔う供養塔。そして・・・
これが何なのか、ちょっと判らなかったんですけど、浅井三代の歴史が書かれているようです。
その中央付近には、
江姫の事も書かれています。「三女は徳川秀忠夫人に為った」
小谷城址を擁する浅井町が中心となり、来年の大河ドラマを盛り上げるために色々と計画されているようです。三姉妹のゆるキャラもその一環です。
以前、茶々姫とは関ヶ原でツーショットを撮った(恥ずかしい)経験がありますが、その後、初、江もゆるキャラになってしまいました。(クオリティーは結構高いです)
信長の妹を妻に迎えたにも関わらず、自身の信念を貫いた浅井長政に敬意を表します。桜求めて2010 彦根城【夜桜ライトアップ】 [近江を撮る]
春の彦根城は桜一色です。毎年この時期、桜祭りが行われ、桜の夜間ライトアップが多くの人を楽しませています。
と、いう訳で、彦根城の夜桜ライトアップを撮りにいってきました~
実は夜桜はおろか、夜景撮影も今回が初めてです。
城の内堀には屋形船が浮かび、情緒たっぷりです。
だんだん日も落ちてきて、ぼんぼりにも火が入りました。(火っていうか、電気ですが・・・)
昼間とは全く違う顔を見せてくれます。
暗くなるにつれ、水面に映る景色が幻想的な雰囲気を演出します。
使用カメラがエントリークラスで、ISO設定でのシャッタースピードが稼げません。船がブレブレですが、これはこれで味があっていい!・・・と、自分でフォロー。
大手橋という橋。2本の大きな桜に挟まれています。
その大きさは端に写っている人からもお解り頂けると思います。とにかく巨大です。
ライトアップは内堀だけなんですが、外堀にもかなり見応えのある桜がたくさんあります。出来れば外堀もライトアップして欲しいところです。
時間を忘れ、一緒に行った家族を放置し、撮りまくった夜桜。まだまだ修行が足りません・・・
来年も行くぞ!
桜求めて2010 湖東三山【百済寺】 [近江を撮る]
ものすご~く久しぶりの更新です・・・色々と、なんやかんやと、ありまして・・・
今年も春がやってきました。春と言えばやはり桜ですね!
桜の開花情報を逐一チェックする毎日です。京都や大阪は既に満開状態ですが、ここ滋賀はまだまだ蕾です。
にも関わらず、桜を求めて4月4日、湖東三山に出かけてきました。(だから咲いてないって!)
湖東三山というのは、西明寺、金剛輪寺、百済寺の3つのお寺の事です。どれも歴史が古く、一度行ってみたかった所です。
その中の百済寺は、日本の紅葉百選に選ばれている寺なんですが、紅葉の季節は人で溢れ、とんでもない状態になるようです。
しかし桜や新緑の時期にも早く、まして紅葉時期でもないので来ている人は自分を含めて5人でした。(完全に時期外れを実感)
まずは庭園から見ていきます。
なんとも殺風景な感じですが、新緑の頃になるとかなり見応えのある庭に変身します。また、紅葉時期は素晴らしい光景になります。(紅葉期の写真が飾ってありましたので、いつでも見られます^^;)
庭園を出て、本殿に向かいます。長い長~~い参道を歩いていきます。
足腰に自信のない人は入口に置いてある竹の杖を使いましょう。自分はやせ我慢して使いませんでした。
かなりキツイな・・・と思いかけたその時・・・
有難うございます!!使わせて頂きます!!
まだまだ続く参道・・・
この百済寺は滋賀県で最も古いお寺なんです。推古天皇とか聖徳太子の時代に創建されました。
何度か火災や戦乱で焼失していますが、中でも織田信長による焼き討ちは有名で、宣教師ルイス・フロイスが「地上の楽園」と評した寺院は荒廃し、再建に10年を要したと言います。また、ここから石を運び出して安土城の石垣にしたという事です。
自宅の近所のお寺も信長に焼かれた歴史がありますが、仏をも恐れぬ蛮行。だから自身もあんな事になったんでしょうな。
やっと山門が見えてきました。何か山門の両脇に掛ってますが・・・
でっかい草鞋!足腰が丈夫になるご利益があるそうです。
でっかい草鞋山門(?)をくぐると本殿が見えてきます。
入った瞬間、ギクッとしました。閻魔様が2人も・・・とうとう俺も観念する時が来たか・・・
お賽銭を入れて、家内安全を祈念してきました。
あ、そうそう、桜です。残念ながら桜は、まっっったくと言っていい程咲いてませんでした。
これぐらいです。
立ち入り禁止になっている参道の一部です。紅葉時期にはここがとんでもない景色になります。でも人が多いのは嫌なので、妄想でなんとかします。
芙蓉の花 [近江を撮る]
地元には芙蓉という花が多く咲く、舎那院という寺社があります。
芙蓉ってどんな花か知らなかったので、行ってみました。
実際に見ると、どこかで見た事あるような花でした。花は結構大きくてダイナミックな印象を受けますが、花弁や蕊の形にはどこか儚さを感じさせます。
一眼レフを手にしてから、全てキットレンズを使用してきましたが、新しく単焦点レンズを購入しました。普通のズームレンズと違う所は、ボケが綺麗に撮れるってところです。
もう、このレンズが常用レンズになってしまいそうな気がする程、撮っていて楽しいレンズです。
ここで芙蓉を撮る前に、近所のお寺である花を撮ったんですが、なんていう花かわからなかったんですが、それこそが芙蓉である事が判明しました。色が違うと印象が違いますね。
余呉のあじさい [近江を撮る]
びわ湖の北端に位置する、賎ヶ岳。その北の麓には余呉湖があります。
年間通して釣りが楽しめ、冬はワカサギ釣りで賑わいます。そんな余呉湖の湖畔には約一万株のアジサイが花を咲かせています。
色とりどりの花が咲き誇り、多くの人の目を楽しませていました。
あじさいと言えば梅雨の時期を代表する花ですが、この日は夏を思わせるような陽気でした。雨に濡れるあじさいも綺麗ですが、青空をバックに咲くあじさいも元気があっていい感じではないでしょうか
あじさいについては余り詳しくないのでわからないんですが、ここは本当に色が豊富です。白や紫、ピンクは見た事がありますが、目の覚めるような青は初めて見ました。
藤のカーテン ~草津三大神社 [近江を撮る]
桜の季節も終わり被写体を何にするか迷っておりましたが、季節の花、藤を撮ってみようと思い草津市の三大神社(さんだいじんじゃ)の藤棚を撮ってきました。
この三大神社というのは、3つの大きな神社という意味ではなく、そのまま三大神社という名前なんですね。てっきり3箇所見て回る必要があるのかと思いました。
ここの藤棚は滋賀県の自然記念物に指定されています。
この藤は樹齢400年と言われています。
一度、織田信長の兵火によって焼失しましたが、奇跡的に株元から芽が出て現在に至っているとの事。
ここの藤の花は成長をし続け、2メーターほどにもなります。
地面に付くぐらいに成長するので「砂擦りの藤」と言われています。
行った時はそれ程長くはありませんでしたが、それでも1メーター程棚から垂れていました。
でっかい蜂がブンブン飛んでますので、結構ビビりながら撮ってます。
辺りは独特の甘い香りに包まれています。
藤棚のすぐ脇では、抹茶の野点がされていたり結構風情たっぷりの所でした。
写真の藤は紫色ばかりですが、ピンク色をした藤もありました。
ピンクの方はポッテリとした感じで花が付いてます。
また行く機会があれば砂擦りの状態を撮ってみたいですね。
2009.5.5 草津市 三大神社 曇り
姉川の桜2009 [近江を撮る]
色んな観光地へ行くと、国際的な世の中になったもんだと実感する。
外国人の姿をよく目にするのだ。
そして時には写真を撮ってくれと頼まれる事もある。
そんな時に外国の人は片言の日本語で「シャシンオネガイEデスカ?」と言うのだが、その答えとして大抵の日本人は「OH~OK!OK!」と喋れもしないのに無理に英語で返すのだ。
ここは日本である。堂々と誰に対しても日本語で話せばよいのに・・・
昔、新婚旅行でアメリカに行ったが、俺が話す単語を並べただけの英語に対し、ホテルのフロント係は聞き取れねぇよ!レベルの英語で受け答えをしやがった。
親切心の欠片も感じられない応対に、「今に見ていろ・・・貴様等が日本に来た時にこの俺が流暢な日本語で応対してやるぜ!」と復讐を誓ったのだ。
八幡堀にて・・・
「アノ・・・シャシントッテクダサイ」
来た来た・・・
「OK!OK!! 3・2・1 スマ~イル」
復讐はまたの機会に持ち越しだな・・・
1570年 近江北部の姉川にて、織田信長、徳川家康連合軍と浅井長政、朝倉景健連合軍による合戦がありました。
合戦の詳細については割愛させていただきますが、この戦いによって信長は天下取りへの動きを加速させていきます。
今さら桜の記事をアップするのも時期を逸しており、恥ずかしいかぎりなのですが・・・
4月としては暖かすぎる日が続き、桜は一気に満開、そして週末には散り始めてしまいました。
ひらひらと舞い散る桜の花弁を眺め、休日まで持ちこたえてくれ!と祈るような気持ちでしたが、案の定土曜日の休日出勤が決定・・・
果たして日曜までもつのか?もってくれなきゃ困るのだ!
迎えた日曜日。
その時、ジジイの魂が目覚めた・・・
朝5時に起床、現場到着6時。
周りに人の姿はありません。まさに俺だけの撮影会!!
やはり散り始めている。どんどん散っている。・・・休日出勤のバカ・・・
ここ姉川の古戦場には、戦場だった事を実感するようなものは殆ど残っておりませんが、ここで多くの人々が戦い、死んでいったのだと思うと、実に感慨深いものがあります。
川の土手(堤防)には桜が植えられています。
桜の名所には載っていませんが、隠れた名所といえるでしょう。
しかし・・・満開の時に撮りたかった・・・
こちらは古戦場から少し離れた、ちはら公園。
漢字で書くと、血原となります。他に血川という所もありますが、姉川の戦いがこうした地名から激戦だった事が窺い知ることが出来ます。
かな~り散っています。これはこれで綺麗です。
まだまだ朝は早いので、誰もいません。この景色、全部俺のもんや!
早くも蓮華が咲いてました。
今年はミツバチがいなくて農家の方々が苦労されているとの事ですが、温暖化と関係があるんでしょうか?
姉川の川沿いには公園がいくつかあり、市民の憩いの場となっています。
こんな所で愛を語り合いたいものです。(若いねえちゃん希望)
おっと、こんな時間か・・・仮面ライダーが始まるので一旦引き上げじゃ!
一気に夕刻・・・
ソメイヨシノだけじゃなく、八重桜もあります。
これにて今年の桜撮影、終了でございます。かなり不完全燃焼でしたが、昨年よりはいい絵が撮れたんじゃないかと思います。
締めの写真が桜じゃないのが変ですね。