決戦の地 関ケ原 [戦国]

毎週欠かさず見ているテレビ番組ってありますか?


自分はあまりテレビを見る時間がなくなってしまった今でも、楽しみにしている番組があります。


NHKの「その時歴史が動いた」という番組です。


その後の歴史に大きな影響を与えた、事件や出来事に焦点を当てる長寿番組です。


元々、歴史が好きで特に戦国時代の話には大変興味がありましたので毎週楽しみです。


 


その歴史好きの魂が最近かなり大きくなってきて、近くの博物館に行ったりして実物の文書等を見ながら悦に浸っております。当然の事ながら嫁は呆れかえっております。


 


自分の住んでいる滋賀県は戦国時代には交通の要所として、頻繁に歴史書に出てきます。


近江を制する者は天下を制す、とまで言われたとか・・・


そんな訳ですから、歴史好きにはたまんない土地なんですわ。


特に地元から出た武将、石田三成は特別な存在なのです。


 


 


そうだ、関ヶ原に行こう!  (家族からブーイング)


 


 


 


 


・・・・・・・・・・・強引に行ってきました!!


 


 


今から408年前、関ヶ原で何が起きたか。知らない人はいない・・・でしょ?


天下分け目の合戦が行われました。


石田三成は豊臣秀吉亡き後の、豊臣家を守るために西軍の中心として、東軍の徳川家康と戦いました。


結果はご存知の通り。当初西軍圧倒的有利な陣形で始まった合戦は、小早川秀秋の裏切りにより、西軍内部でも裏切りが誘発され、光成は傷を負い敗走しました。


 


もしも西軍が勝っていたなら、今頃日本の首都は大阪だったのです。たぶん。


憎き古狸、徳川家康!俺はどうも家康だけは好きになれん!だから江戸時代は興味なし!


 


 


関ヶ原町の笹尾山には三成の本陣跡があります。


 


 


 





騎馬武者を止める為の柵が何重にも立てられ、三成の旗印「大一大万大吉」がたなびいています。

 

 

 




400年前に実際に、三成が戦局を見ていた所に自分が今、立っている。

実に感慨深いものがあります。

 

 




本陣の麓には、三成の家臣「鬼の左近」こと島左近の軍旗がたなびいてます。

 

光成は義を重んじる武将でした。左近が夜間の奇襲を進言しても卑怯な戦法だと思ったのでしょう、首を縦には振りませんでした。故に裏切り行為を行う武将がいる事など考えられなかったのです。

結果的には義を貫く性格が災いしたのかもしれません。しかし、世話になった人への忠義の心が失われつつある現代、三成や左近、大谷吉継、そして来年の大河ドラマのモデル直江兼続らの義に生きる姿が注目されています。

400年経っても彼らの残したものは偉大だった訳ですね。

 

 

 

 




今回は時間の都合上、三成の本陣跡しか行けませんでした。

ここの他にも見るべき所がたくさんありますので、また行きます。

 

 

 

「また行こうな!」

 

 

 

「え~~!?・・・やだ」

 

 

 

 

 

 

 





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ぶらり奈良の旅 伍 ~完結 [日々の記憶]

うぇ~ん・・・PCの調子が悪くて画像がアップできない状態が続き、奈良シリーズ最終回が書けませんでした・・・


PC内のHDに溜まっていたいかがわしい画像とか各種ファイルを移動したりで、やっと復帰できました。


 


 


 


さて・・・最終回です。


 


奈良をぶらぶらしていくつかのスポットに行ってきた訳ですが、何かが足りません。


 


 


鹿です。


 


そう!奈良と言えば鹿ですね。


奈良公園にはおびただしい数の鹿が生息しています。その姿を何枚か貼って、このシリーズを締めくくらせて頂きます。


 


 


 


 





生きた鹿ではありませんが・・・ちりめん素材(?)の手作り縫いぐるみ。

子供が喜びそうです。

 

 




なんという緊張感の無さ・・・

 

奈良公園の鹿は神様の使いとして、大切に保護されています。

むやみに傷つけたりすると、罰せられます。これホント。

 

ちょっと前に新聞の滋賀版で鹿による農作物の被害が深刻で、現在の頭数の半分にする為、駆除しているって記事が載ってましたが、産まれた所が違うだけでなんという扱いの違い・・・

 

 




昔は家の前で鹿が死んでいると、その家の住人はそれが例え自然死であろうが罰金を取られたそうです。

住民は家の前に鹿が死んでいないか毎朝早起きして確認し、死体があればこっそり捨てに行ったといいます。

「早起きは三文の徳」という諺はここから生まれました。

 

 




季節が秋に入ると鹿は発情期になります。牡鹿は気性が荒くなりますので、近づかない方がいいそうです。例えば↑の怖そうな方には注意が必要です。

 

 




さすが神の使いと言うだけあって、人間には物怖じしません。カメラを向けると、じっと動かずにいてくれるサービスぶりには驚かされました。

しかもカメラ目線!

確実に鹿と一緒に写真が撮りたい時は、鹿せんべいを買いましょう。もれなく取り囲まれます。

 

 

 

 

時間にして約5時間の駆け足奈良の旅でしたが、さすが都のあった場所だけあって、どこも絵になる風景でした。また行く機会があればどこか一つに集中してじっくりと撮影したいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ 

せんとくん

 





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